「自動システムトレード」でFX取引をする



FXでの取引きには、「裁量トレード」と「システムトレード」というものがあります。

裁量トレードというと難しそうに思えるかもしれませんが、これは、いわゆる普通の取引方法で、パソコンなどの取引ツールの画面を目の前にしながら、為替レートの変動を観察しつつ判断をし、売買注文を行って投資取引をしていく手法になります。

この裁量トレードのメリットは、為替相場の変動に対して臨機応変な対応が取れることにあります。 実際にレート変動を見ての取引きになるので、取りこぼしが格段に少ないのが特徴と言えるでしょう。 しかしながら、これはある種のデメリットを呼ぶことになります。人には感情があり、そこから思わぬミスを生むことがあるからです。

例えば、損失になってしまっていた通貨を、このままでは大きなリスクになると思って「損切り」をし、通貨を決済して損失を取り込んだ途端に、為替レートが変動して利益の方向に動いてしまい要らぬ損をした体験をしたら、以降は損切りのタイミングを決めるのに悩むでしょう。 逆に、利益を充分に含んでいた通貨を、もう少し利益が乗るかもしれないと思って「利確」を嫌い、通貨の決済をして利益を取り込むことを我慢していたら、為替レートの急変でその含み益がゼロになってしまったという体験をしたら、移行は離隔のタイミングがどんどん早くなってしまうでしょう。

このような事が起こり始めると、人は判断に悩むことになります。また、これが大きな投資資金になればなるほど、心理的なプレッシャーも加わりますので、冷静な判断が行えなくなるのです。

こうした事を排除し、取引きの前からすべての行動をルール化してしまい、利確も損切りも感情を含まずに決められた数値で行っていくようにすることを「システムトレード」といいます。 これにより、感情に流されない的確な投資を行っていくのですが、これを推し進めた形のものが「自動システムトレード」になります。

自動システムトレードでは、取引システムツールソフトに自動売買プログラムを組み込み、投資家の代わりに自動的にシステムトレードを行ってくれるのです。 このプログラムは投資家が自分で投資手法を組み込んでいく「開発型タイプ」と、あらかじめプロの投資家などの投資手法がプログラムされている「選択型タイプ」とがあり、開発型では自らで細かな設定が行えるために、相場状況などに沿ったきめ細かな投資ができる利点があります。 また。選択型タイプではすでに投資手法がプログラムされていますので、簡単な選択をして設定を行うだけで、初心者でもプロの投資家の手法で取引きを行うことができるのです。

こうした自動システムトレードを使って取引きを行えば、感情に長らされたん取引きが行言えることはもちろん、忙しい時間帯でも投資を行えるほか、プロの投資家の取引からその投資スタイルを学ぶこともできるのです。